※飲みながら書いてるので適当です

僕は、いろんな作品とか見ても、作家名とかなかなか覚えない
つうか覚えられない。
その“よさ”に関して、抽象的に自分の無意識の記憶媒体にそっと保存してるだけになってしまう、、
メモらないから、それを作ったのが誰なのかとか思い出せないこと多い

申し訳ないけど、どうしようもないんですよね。
ちゃんと名前とかの情報を覚えていた方が、のちのちコミュニケーションの役に立つし、
有用なんだけど、何故かそれが出来ずに、
消化できないままの状態で、真空パックされた印象だけが残っている。

逆で考えると、自分が作ったものに対してイイと思ってくれた人には
是非、自分の名前を覚えて欲しいと思うし、惨めったらしくクレジットに名前を入れてもらったりしても
誰も見てないだろうし、さすがに記憶まではされないだろうとは知っているけど

一瞬で走り去るクレジットに、されとて名前を残したいというのは、
自分がこれをやりました、というプレゼンをした時に、その証拠としてのクレジットだと思うし、
それはそれで正しい。

僕が若いころ、サブカルというジャンルが盛んだった頃は、
とにかく知識の量がすごい人=すごい人!!!
みたいな構図があったとおもう。
そういう人は例外なく、大量の本とかレコードとか、フィギュアとかを貯めこんで
常人には到達できない高みまで登りつめて、その先行者利益を享受していたと思う。

でもあるときから、変わります。
インターネットですよ。
Googleですよ。
検索したら、一瞬でなんでも出てきます。
こんな僕みたいな、情報収集能力が希薄な人間ですら、
時代に合わせて背伸びしていたようなコレクター精神が完全に葬り去られましたよ

80年代とか、日本がまだ外国のマネすればカッコよかった時に、
ただ単にいち早く海外の情報を仕入れれば、時代の寵児になれた時代が
インターネットで一気に崩壊ですよ

だって、気になった時にサーチしたら即、本物が出てきますからね。

ざまーみろですよ

もちろん、まだまだ出てこないような情報もたくさんあります。
そうは言っても、僕がインターネットを始めた15年以上前に比べたら、100万倍くらい情報は充実しているし、これから更に充実していくと思う。

なんの話だっけ

もちろん、インターネットが無かったから良かったこともあります

最近付き合いがある、30代、20代の人とかといろいろ話するんですが、
20代の人達がすごくしっかりしているんですよね。
自分が同年代だった頃に比べて、すごくちゃんとしているというか、能力も高いし、完成してるし、なんというか尊敬してしまう。

もちろん、僕が付き合うような20代が今の20代を代表しているのかどうかはわからないですが、
こないだ話しをしていて、おっ、っと思ったこと。

僕達アラフォー世代って、20台の後半にインターネットが出てきたから、
若いころってなかなか馴染んでなかったんですよね、
で、アート系のこととかやってるような若い人たちって、
自分の実力をどうやって相対化してたかって言うと、
せいぜい
「クラスで一番絵がうまい」
とかそれくらいの範疇でやってたわけですよね。
人づてのコミュニティの中で相対化していた。
クラスで一番うまいから=俺イケてる!!って思って、調子にのってのしあがろうとする。

でも、今の20代の人と話してたら、そこは違うみたいで、

なんでかというと、たとえば自分が音楽をやっていたとしたら、
YouTubeを検索したら、自分と同世代でもっとすごいやつとかすぐに出てきちゃうわけです。

自分が完成する前に、勘違いする間もなく、現実がすぐに目の前に出てきちゃうわけですね。
それは結構、つらいんじゃないかと思います。

逆に言えば、僕らの世代は、クラスで一番くらいの能力のやつが勘違いして
世界に通じるとばかりに、自分の才能をゴリ押しで行ってしまったりしたわけです

でも結局、それを見ている方の人間だって、本当の価値に気がつく人は少数なわけで、
ゴリ押ししている人を見て「この人は本物だ!」って思う人の方が多分、多数派なんですよね。

そうやってゴリ押ししているうちに、本当にいいものが生まれたりもするだろうし、
本当にすごいやつが、常に本当にイイのか、ってのはまた別の話だと思うし。

まぁ、
わかんないっすよね

どっちがいいのかとか、そんなの人それぞれだと思うし、
でも、僕らの若ころは、いくら勘違いしても、発表の場がなかったり、
チャンスが超限定的だったと思うし、今のほうがそうとうマシだと思う。

雑な感じで書いてます。

最初の話に戻ると、
アートとか、サブカルとか、そういう世界って
革新的な領域のはずなのに、
その実結構コンサバに、古い時代の価値観に縛られてたりする。
そんなのマジで滅んじまえ!!!
同業者で利益を守って、そんなんで成立すりょうな業界なんて、
駆逐されてしまえばいいんだーー

とか、自然に思います。感覚ですけど

僕は、アートの世界に近いところにいて、
けっこうパクられて商業的に利用されてるのとかみてたりするし、
嫌な気分になったりすることもあるけど、
全くパクられないで、そのままなよりも、世間的な利益としてはデカイんじゃないかと、
複雑な気分になることもあるし。

本当になんの話なのかわからなくなってきたので
ココらへんで終わります雑日記でした