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おんたまで見た時よりもずっとよくなっていたので
面と向かってディスった責任とゆうかその辺でなぜよかったかを書いてみよう。



以前は、音とイメージの乖離具合に違和感を覚えていたんだけど
それはきっとその度合に対して「もっと・・・もっとだ!」とゆう感覚だったんでしょう。
今回のはさらに意味不明な日本語のテキストが追加され
もはやオブジェクトと音、テキストの関連性を見いだせないまでに支離滅裂だったことで
繋ぎ合わされていたリンクが断絶し、ある種のダダイズム的な質感にまで変化したように思えた。
もちろん微妙に違うところはあるけど、その「気散じ」させる感じはまさにそれだった。
そして、その乖離しきったごたまぜの映像から紡がれる断片は非常に詩的であったし
どこの家にもあるようなオブジェクトがエレガントな表情を見せるのはとてもドラマチックだ。


あと、谷口さんのVJ姿はとてもよかったです。
たばこ吸いに来た人が、「あそこスペースあるじゃん」と思って寄っていくと
ラップトップ抱えて座ってるいるhikohikoを見てしぶしぶと引き返す状況とか
もうかなりわけわかんなかったし、それも作品に合ってた。


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とゆう感想でした。

wwwはかなりの盛況ぶりで行ったら入場規制されてて、行ったものの僕以外だれもいず
ぼっちでcycloと谷口さんのを鑑賞して外でたら雨ふってて半泣きで家帰りました。
とてもおもしろかったです。

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雑感

そんなこんなで風邪をぶり返して安穏な引き篭もりライフをエンジョイしているこのごろですが
新宿で展示中の作品たちがぼちぼちと売れ出していてとても嬉しいです。
購入してもらうとゆうことは、人生の一部を対価にして得た金銭と交換してもらうわけで
ある種の責任を持っていただくことなのだから、この事実はとても有難い。
僕は作品を購入してくれた方を尊敬しています。
すごいことですよね、実際。
そうゆうこと考えてると、FB上でイイネ!とか言ってるのって本当にクソみたいな行為ですね。
この記事にいいね!したらディスだと解釈したいです、かしこ。

あと、学生CGコンテスト見てました。
個人的には大島 智子さんの『ガストでもロイホでもラブホでもいいよ』がズバ抜けてよかったです。
他にもクオリティの高い作品は揃っているし、実際に最優秀賞をとったものなんかは完成度で上だと思う。
けれど、この作品とゆうか作家自体のまなざしが明らかに異質で
それがきっと僕が若い世代の子に感じる質感ととても似ている。
(その若い子ってゆうのは主にネットゲームで付き合っている20代前半のニートだったり学生の子です)
それは現実に対する浮遊感と自己を並列化させる速度みたいな感覚で
「あぁ、やっとこうゆう人が出てきたんだな。」って嬉しく思っています。
ただ、最優秀賞とか取って注目されてギャラリーとかに所属してセルアウトはしてほしくないなとも思っていたので
結果的に安心したとゆうか、このまま日陰で自家培養するみたいにして高めていってほしい。
(下の世代がもつ独特の感覚については曖昧な表現になってしまったのでまた別の機会に触れようと思います。)

あれ、谷口さんの感想よりも長くなってる。
まぁいっか。

それじゃあ、今日もbreak it down


Houxo