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ps

大きめの液晶地デジテレビを買った直後、部屋の中でニュースキャスターと相棒が同じくらいの大きさで並んで見えた。このときに、その二つが全く違うものだって強く感じた。一番の違いは、キャスターが自ら発光しているところだった。


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センボーさんのブログから

この気づきってとても共感できます。
毎日のようにディスプレイを見ていますが
こんなにも当たり前に発光しているものを見ているのって
過去から見たらありえない現象なんでしょうね。
今作っている作品に共通している要素なので、
刺激をうけて少しだけ書いてみます。



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このブログを読んでるあなたも今、モニターを見ています。
そのディスプレイはあなたに向かって光を放射していて
液晶パネルを透かした陰影であなたは造形を得ている。

でも、過去では文字であれ画像であれなんらかの像とゆうのは
紙だったりキャンバスだったり、または石版だったりして
それらに反射した光から情報を得ていた。

反射

放射

とゆう形で現代の科学技術が向上するのに合わせて
僕らが日常の中で知覚を得る対象が変わってきています。
これはシンプルすぎて当たり前だからこそ
特に気にはしなかったりするんだけど結構とんでもないことのように思う。

よくアニメとかファンタジーもので、過去から来た人間がテレビを見て驚いてるんですよね。
「箱の中に人がいるぞ!!!」って
でも、たぶんそんなビビリ方はしなくてどっちかってゆうとセンボーさんみたいに
「光ってるやつがいる!!!」ってなるんじゃないかな。

僕としてはそれがメディアとしてってよりも
人が得る視覚現象として歴史的にちょっとおかしいことが起きている
それは絵画とゆう視覚表現からしたらどう捉えていけるんだろう。
ってことに感心があります。

そんなわけで、それ自体を取り込もうとして今作品をあーでもないこーでもないやってます。
この辺は完成してからまた書こうかな。いや、もしかしたら小出しにするかも。
どっちにしろ、センボーさんとゆうメディアアート界のモンスターが同じようなことを
言っていたのは結構うれしかったとゆうかDOKIDOKIしますね。

今回もさくっと



peace

Houxo