flourescence view - flyer

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Exhibiton at Muji Shinjuku Tokyo

前のエントリーでポストしましたが、現在新宿の無印良品内のカフェスペースにて展示を行なってます。
以前に仮囲いの壁を描いたIDEEさんの企画のもとで新設されたギャラリースペースの壁に作品をインストールしたのは
(ギャラリーではない空間での展示なので装置や演出ができないため)キャンバスだけでの強度を設計した作品たちです。
今までの僕の作品はブラックライトとゆう装置のスペックが切り離せなかったのですが
それを組み込まない形で描いた作品は今回が初だと思います。
その辺の意気込みと意味合いを少しだけ・・・



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前提として、僕の今までの活動の内容(インスタレーション作品などの過去の作品たち)は
既知であるとして紹介は省かせていただきます。
(いや知らないんだけど、とゆう方は僕のHPをご参照ください。)


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まず、今回の作品は過去に制作してきたインスタレーション作品、そしてキャンバス作品等について
もう一度、僕とゆう作家の中で体系を整理しようとゆう意図がありました。
それは、蛍光塗料を用いた視覚表現をする上で、ブラックライトとゆう装置との関係性があまりにも強く
空間的な表現を用いないと本来のスペックが引き出されない。とゆう問題点があったためです。
それならば、空間性、装置性はインスタレーション作品で補完し
一定のフォーム(キャンバスなど)に集約される絵画作品はそれらの諸要素から切り離し、
それぞれを個別に体系化する。
つまり絵画作品としては、設計の段階で装置を導入しない。
ブラックライトで照らして発光はするが、それが作品を鑑賞する方法として必須にはしない(だが、そのスッペクは有する)
とゆうわけでキャンバスだけで独立した作品を制作しました。

※ちなみに、Dortmundで平川君と制作したDaysandNights
インスタレーション作品として装置や空間としての表現に特化しています。
この絵画とインスタレーション作品のそれぞれに共通する要素などもあるので、また別のタイミングで補足しておきます。





これは今まで製作し続けてきたDayandNightシリーズではなく、まったく新しい連作になります。
そのタイトルは flourescence view
直訳すると、蛍光の景色です。
この”景色”のとゆう意味についてが肝です。

この絵画作品は特定のイメージ、つまり主題やモチーフといったものを描いてはいません。
人の視覚とゆうのは”なにかのイメージ”とゆうのを連想したがる癖がありますが
僕が制作する上でそのような意図はもっていないし、また見せようとも思っていません。
(意識的になにかのイメージを求めてようとする方を止めるつもりもないですが)
あくまで画面上に定着された蛍光塗料を表現したにすぎず、画面内にある内容には意味はありません。
つまり、この場合における景色とゆうのは表現された内容ではなく事象にあります。

では、なぜそのような意図をもって制作しているのか、とゆうことについては
また長くなりそうなので次のエントリーに持ち越したいと思います。

flourescence view #13

peace

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