このブログ用に高校時代によく通っていたラーメン屋の話を書いていたのだが、コンピューターがハングアップしてしまい、すべて消えてしまった。こういうことは20世紀で終わりにして欲しい。というわけで、趣向を変えて、最近気づいたことを書こうと思う。まずは高校時代に話は遡る。





朝起きると、けっこうな確率でノドが乾く。そういうときは、すぐ冷蔵庫に行って、牛乳なり麦茶なりをグビグビと飲む。そうすると、からだ中のひとつひとつの細胞が目を覚ますような、そんな爽快感が訪れる。誰しもそうなんじゃないかと思う。

高校時代のある日。いつものように目を覚まし、冷蔵庫に行くと、そこには牛乳も麦茶もなかった。あるのはコカコーラだけだった。水道水でも良かったんだけど、どうせ飲むなら味が付いている方が良いかと思い、コカコーラをグビグビと飲んだ。

その後、朝食を摂り、身支度をし、家を出、学校へと向かった。高校までは自転車通学。CDプレイヤーで音楽(たぶん岡村靖幸「OH!ベスト」とか、レディオヘッド「アムニージアック」とかだと思う)を聴きながら目白通りを東へとひた走る、約15分の道のりの始まりだ。

家を出てから5分ほど、落合南長崎の駅のあたりを通り過ぎたときだろうか。強烈な腹痛がぼくを襲った。いまでもそうだけれども、ぼくは時間ギリギリに動くタイプなので、いつも学校に着くのはホームルームが始まる15秒前。だから、自転車を降りてコンビニでうんこをするなどという悠長なマネは到底できない。強烈な腹痛に耐え、脂汗を垂らしながらも、ぼくは自転車を漕いでいった。

そうして、なんとか高校に着いた。教室に駆け込み、ホームルームをやり過ごす。担任がクラスメートの名前を呼ぶ、そのひとつひとつの瞬間がまるで無限のように感じられた。ある意味では人生で一番充実したひとときではあるが、そのための代償としてはあまりにもむごい仕打ちだ。白目を剥き、歯を食いしばり、泡を吹きながらホームルームを耐えた。

ホームルームの終了と同時に、ぼくは一目散にトイレに駆け込んだ。さすがに高校生にもなると、学校のトイレでうんこをすること自体になんの良心の呵責もない。だれに遠慮すること無くうんこをひり出した。案の定、それはゲルのような下痢だった。



って、まだ半分くらいなのにもう1000字になっちゃった。気が向いたら続きを書きます。