こんちは、いまニューヨークにきています。

ラッキーなことに滞在時期とたまたま重なり、君と僕とインターネットにもでていただいた與座巧さん山本太陽くんが2D,3D部門に出場する“Cut & Paste”のGLOBAL CHAMPS大会に応援に行くことができました!モーション部門ではYuya Yamaguchiさんが出場、こちらも大きな歓声を集めていました。結果からいくと與座・山本の東京チームが世界大会優勝ということで大いに盛り上がりました。写真をたくさんとったので、本戦の様子をかなりの駆け足レポートで Cut & Paste 本サイトよりも先にご報告します。

そもそも“Cut & Paste”ってなにかというと、(2D,3D部門は)2人1組となったチームで制限時間内に3D&2Dを駆使したグラフィック作品を完成させるというコンペで、世界各国で予選がおこなわれ、決勝大会がNYCで開催されるデジタルグラフィックのイベントです。詳しくはCBCのこちらの記事もご参考にどうぞ。


まずは現地に到着、ロウアーイーストサイドにある教会を改装した会場には厳かな空気が漂う。(ちなみにこのすぐ近くに Klaus Gallery というネットアートの展示もおこなう老舗のギャラリーがありますが、話が脱線するのでそれはまた後日に。。こういうギャラリーとデジタルデザインの大きなイベントがすぐ近所でやってるのにはニューヨークらしさを感じました。)


荘厳な教会建築かとおもいきや、屋内はかなりファンシーなイベントスペースになっています。スクリーンが前方2面、左右2面ずつの計6枚、試合の状況が映し出されます。

TOKYO代表のお三方、左から、Yuya Yamaguchiさん、與座巧さん、山本太陽くん、リラックスしてます。


壁には来場者からのメッセージがかかれたボード。これが本戦のお題になってる?らしい?(あまりよくわからなかった。)


スタート直前、太陽くんと打ち合わせをする與座さん


そしていよいよ戦いがスタート。最初は3Dパートらしくみんなモデリングをはじめました。Tokyoの隣はLondonのお二人 Colin Bigelowさん & Jay Harwoodさんです。

各国の参加者も黙々と作業してて真剣です。そのデスクトップの様子は常に会場に映し出されています。

こちら、ソウル代表チームはすごいことに。なにがあったんだ。。どうやら、グラフィックの素材となる写真の撮影をライブでおこなったようです。衣装が黒一色で統一されておしゃれなGiseok Choさん & Moonjung Jangさん。

さて3Dが終わって2Dパートへ、つかの間のブレイクに與座さんがおもむろに墨をすりはじめます。そしてインターネットをする太陽くん。

と、ここでいきなりモーション部門の受賞作が発表されます。展開が早い。正面にまわりこめませんでした。賞こそ逃したものの、Yuya Yamaguchiさんの作品も大きな歓声をあつめていました。


水墨画タイム。審査員のジョシュア・デイヴィス氏も気になるようで、何度も見に来ていました。

再び太陽くんにバトンタッチ。制限時間25分の間で、何回か交代させられるようなルールのようです。

スキャナで取り込んだ水墨画をPhotoshopでつぎつぎに複製し、レイヤーをかさねてゆく。

あ、ロンドンチームは早くも泡(ビール)を入れています!仕事も早いです。


そんなこんなで試合が終わり、自分たちの作品を太陽くんが英語でプレゼン。発音いいです。


肝心の作品の写真をとりわすれた。超駆け足レポですが、優勝おめでとうございました!