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皆さんこんにちは。いまわたしはLAことアメリカのロサンゼルスにいます。

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イエーイ(フォトツアーでのひとこま)

というのも、Adobe社のイベント「AdobeMAX」の
メディアツアーに参加させて頂いてるんです。

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そもそもAdobeといえばPhotoshopとか、Illustratorとか、
表現するためのツールを作ってる会社。
改めて考えると、Adobeはすごい会社だと思う。
なにがすごいって競合がない。
だいたい鉛筆だって絵の具だって競合があるのに、
PhotoshopにもIllustratorも、かつてはFlashも、
あまりにも独特で、絶大なニーズがある製品だ。
これから同機能のものを開発してやろうという気を
誰も起こさないくらい、せこいマーケティング
なんかが通用しないくらい、
Adobeにしかできないことをやっている会社だ。

Appleがなくなっても、IBMがなくなっても、
Autodeskがなくなっても、KORGがなくなっても
YAMAHAがなくなってもdocomoがなくなっても世界は
今とそれほど変わらない気がするんだけど、
でももしAdobeがなくなって、フォトショもイラレも使えなくなったら、
考えられないくらいたくさんの人の人生が変わるんじゃないか。
世界も、いま見ている世界とはちょっと違うものになるだろう。

なんという絶大な権力。アレキサンダー大王だって
ここまでの権力は持っていなかった。
しかも「アジア圏で絶大なシェア」とかじゃなくて、
全世界の人が同じように使って欲しているものとなると
これはもう私企業が作れたのが不思議なくらいの奇跡である。

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そんなAdobeさんが最近推しているのが、
Adobe Creative Cloudを通じた
「コネクテッド クリエイティブ キャンバス」の構想。
iPadとかのアプリで描いた絵がクラウドに保存されて、
ご自宅のデスクトップで編集できる、みたいなやつだ。
気になる人はこちらをどうぞ。

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で、そうだイベントの話をするんだった。
こちらがAdobeMAXの会場です。

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今年の「AdobeMAX」は10月3日から7日まで。
世界60カ国から7,000人のデジタル・クリエイティブ関係者が
集います。

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4日に行われた基調講演。
アドビのデジタルメディア、シニアバイスプレジデント兼
ゼネラルマネージャーのブライアン・ラムキンさんが講演を行いました。

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ラムキンさん、Adobe製品がなくてはならない
ものになったジャンル「写真」について語っております。
モバイル専用のレタッチアプリ「Photoshop Fix」が登場したんですねなるほど、、
なんて聞いてたら、、、

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「AdobeがFUJIFILMとコラボレーション?しました!!!!」
というニュースが。
それがこのカメラ「Fujifilm X-T10」。

APS-Cサイズの有効1630万画素センサーを搭載したミラーレスカメラ。最大の特長は、金属を多用した高品位なボディに、アナログダイヤルやチルト可動液晶、高精細EVFなどを凝縮しつつ、約381gという軽さを実現したこと。

というもの。

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ミラーレスで軽くて、
なんかめっちゃいいカメラなんですけど、

ラムキンさんがその次に発した言葉に度肝を抜かれました。

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「え〜みなさんにこのカメラ、あげます」

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え?

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「ここにいる来場者、全員に、もれなく、このカメラをさしあげます。」

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マジで?

来場者、7,000人いるんですけど、、、?!

でもまあ、全員とか言ってもね。
どうせ先着順とかだろうしね。
そんなもらえるわけないしね。

と思って全く期待していなかったのですが、
これはほんとのほんとに「来場者全員」に配ってるものでした。
なんとわたくしももらえてしまったんです、、!!!!
カメラスポンサーのFUJIFILMさん&Adobe社すごすぎだろ!!

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バーン!!!!!!!!!!
ヤバイ!!!!ほんとにもらえた。

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箱だけかな?と思ったけどちゃんと中身も入ってた、、

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レンズキットなのでレンズも入ってた、、

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昨年ニューヨークで泥酔してタクシーの中に
カメラを忘れて紛失したので、こんないいカメラもらって超うれしい、、
デジカメもらったのなんて昔誕生日におねだりして以来だなあ、、

っていうかそもそも、
Adobe社がメディアツアー参加者に
抽選でお土産をプレゼントしていて、
それにうっかり当選し、
・モレスキンとのコラボ手帖
・Bluetoothのスピーカー!!
・Adobe印の水筒
などを頂いて驚愕していたばかりでした。

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すげ〜

我が人生を振り返ってみると、かつてここまで
もてなしてもらえたことがあったか疑問。
もうプラマイゼロどころかプラスすぎて、
おれのクジ運は今後大丈夫なのか心配になるレベル!
どうしようこれから先!!
そうだ、Adobe製品を使いこなして年収上げよう!!
もうそれしかない!!

ちなみにAdobeMAXでのサプライズ・プレゼントは初めてのことではなく、
昨年はMicrosoftがタブレット型PC「Surface Pro 3」を全員に贈ったんだそうです、、、、、
カンファレンスに出席したらパソコンもらえるってどういうことだ!!
まあ参加者全員が全世界から集まったデジタルクリエイティブに関わる人なので、
マーケティング的には効率がいいのかもしれない。。

AdobeMAXの参加費用は1600ドル(およそ19万円)なのですが、
リピーターがとても多いイベントなんだそう。
こんなふうにサプライズ・プレゼントがあったりするのも原因のひとつなのかも
しれないのですが、全体的にすごくおおらかでサービス精神旺盛なイベントで、
なんだか一度来てみると毎年来続けたくなる、不思議な魅力があります。
今回のイベントにおけるAdobeの方
のフル回転の広報ぶりを見ていると、こういう人たちがその雰囲気を作ってるんだろうなと思いました。

それでは引き続き「AdobeMAX」のことをレポートしていきます!

AdobeMAX